○六話

いくぶん充足感が加わえられたあわれみの形は喜びの形に近づいていきました
喜びの形はとおりかかる 跳ねるの 目玉の大きいの
あるいは背にもようのあるのたち を惹き込んでいきました

喜びの形はこうしてたくさんのものたちが蠢き吐き出すことばを織りこんで
空へ雲へとたちまち広がっていきました