○四話

手足の長いのがとおりかかっていいました
「なんて悲しい形だろう」
織りこんであることばを読みながら糸をたぐっておしまいまでくると
糸を吐き出すときの痛みを覚えました
これにつなげて自分の痛みを糸に織りこんでみることにしました

悲しみの形はあわれみの形とつながりました
小さかった糸のつながりがいくぶんはりを持ち広がって見えたので
ひと息つきました