○十二話

あいた穴に差しこむ光が地面に降りそそぎ飛び散っていいます

「こっちへ きみもおいでよ」

光の音があたりにはねかえって響きわたりました


命をあやうくとりとめた季節はずれの一ぴきのみつばちが その瞬間(とき)ブンと飛び去っていきました