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2008年01月22日

ミクロコスモス

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もう何年も前のことになるが。レイラインやバイクツーリング、アウトドアに必要な基礎的なテクニックを専門に、記事を書かれている内田一成さんから中沢新一の本をすすめられたことがある。すぐに読むことができずにいたが、その後も二人の方からやはり中沢新一をすすめられ、そして最近になってまたもや。すすめる理由やアプローチはそれぞれに違うものの、こんなに人から言われるのだから「何かあるにちがいない」と思い、まずは著書のなかでも軽めの「ミクロコスモス」1巻を手にしてみた。
何かあるにちがいない「何かは」クロード・レヴィ=ストロースだった。レヴィ=ストロースの「蜜から灰へ」はわたしにとって必読中の必読書で、今もまだ途上をさまよっている。学校や授業できちんと哲学や思想を勉強してきたわけではないので、自分で理解をしていくためにさらに別の本を読んだり、人の話を聞いたり、わき道にそれたりしながら人生をかけてていねいに読み、読むだけではなくて解釈から自分のモチーフの検証をしていきたいのだ。その道のりは長い。生きているあいだにたどりつけないかもしれない。そう思いながらも中沢新一を通して理解できてくることが多いはずだと期待でわくわくしている。読書で学べることはたくさんある。心が救われることもたくさんある。感情をゆさぶられること、軌道修正をすることもある。偶然ミクロコスモスというタイトルでわたしは写真を撮影していた時期がある。ミクロコスモスが連鎖する連続性と切断のすきまにマクロコスモスが立ち現れるのだろうか。


posted: mitsubako at <23:10PM>