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2008年08月31日
ある写真展

松浦弥太郎の10 essays.
story of a trip of yataro matsuura by photograph and essay.
吉祥寺 ギャラリーfeve
2008.09.06-13 12:00-19:00
詳しくはギャラリーfeveのサイトをご覧ください。
posted: mitsubako: on 13:02PM
2008年08月23日
山口薫
画家の牧野伊三夫さんから一冊の本をいただいた。
「山口薫」だった。
わたしが考える未来のことに、山口薫のことばが薄いグレーの膜になって眼球の前をかすめていく。

僕は自分の生まれた日は人に教えられて知っている。僕の死ぬ時、人は教えないであろう。その方がよい。
芸術とは何なのか、僕には分からない。僕は僕の場所を考える。それは小さいものであってもよい。わずかに生き、わずかに死す……。僕は一生懸命に生きていると思うけれども、そんなに一生懸命生きていない。ただ何か涙は出る。それが何であるか私は知らない。
(生活をする人になりたい)どんな絵を描くにしても泣き乍らというのはあまりよくない。けれど絵を描くことで、独りでものを考えるということが出来る。そんな時、ほんとうは絵を描くことが楽しいのかも知れない。ささやかながらも、僕達には歴史があった。行動の、行為の……。涙なきに非ず。
朝になると僕の感情生活が始まる。
その境い目が辛い。僕は何処へゆく……自分でもそれが分からない。
生活の断章 作家の記録(一部抜粋)
「泣け泣け
これが僕の日記の最後になるかもしれない
ひとにいわず」
「なみだを流して絵を描いたっていい
そうして私は絵を描いて色を塗っているだけなのだ」
「わずかばかりのものを愛してそれで生きている」
「残しておきたいものがある
私の手垢である
自分のために」
山口薫 制作:求龍堂
posted: mitsubako: on 22:34PM
2008年08月17日
アンティークの版

ポポンタに来訪してくれた友だちから譲りうけたものがある。みつばちの版だ。おそらくは活版印刷で使われたものではないかという。みつばちの木箱のプロジェクトにロゴマークのようなものはこれまで考えたこともなかった。文字タイトルだけですすめようとしていたのだけれど、これを見ているうちに表現の方法によっては使いたいなと思うようになった。オリジナルで思案するのでなく、以前にどこかの国で、誰かが何かの目的で使っていた版を使うということに意味を感じている。木箱はあるものを再生するプロジェクトでもあるからだ。
みつばちの宝ものがひとつふえた。
ところで昨日、猛暑のなかを交代で運転をしながら益子へ行った。STARNET ZONEで仲田智展が開催されているからだ。その話はまた追々、書いておこうと思う。
みつばちの木箱はもう少しするとちょっとだけ生まれ変わります。だから更新はゆっくりにしています。
posted: mitsubako: on 20:37PM
2008年08月10日
for the love of light:

光が好きな人はどのぐらいいるんだろう。
光を追いかけてばかりいるわたしに、心の光をともしてくれた1冊の本がある。
for the love of light
ポラロイドを愛してやまない人たちに、写真家のJenifer Altmanが声をかけて作り上げた本だ。
あなたのセルフポートレートを1枚とってください。
だからわたしはポラロイドが好きです:
こんな項目をひとり一人にこたえてもらってできあがったこの本はポラロイド社のフィルムが生産販売終了をしたことで起きたムーブメントだ。モノにはいつかは終わりは来る。それをただ嘆いているのではなく、自分がどれほどそれが好きだったかを記録に残して伝えていこうという試みにポジティブな思考と行動力を感じる。
わたしもあと30枚だけポラロイドピンホール用のフィルムが残っている。とっておきの光を追いかけてつかまえたいと思う。
posted: mitsubako: on 19:31PM