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2007年11月13日

四国をかけめぐる その1

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きっと暖かいとだろうと思って旅に出た四国は東京に比べてはるかに秋が進行していた。
雨が降りしきる東京の厚い雲の中をぬけて、今年二度目の高松空港に降りたった。
一ヶ月半前は真夏の太陽が照りつけていたのに、今日の冷たいぐらいの爽やかな風には意表をついた感があった。
四国村をかるく巡り琴平へゆっくりと琴電にゆられていく。明るいのどかな空気に仕事でぴりっとしていた神経がやわらいでいくのがわかる。
琴平の駅を降りてすぐの商店街は懐かしさにあふれている。浪速堂という明治から続く菓子屋でナッツが詰まった焼き菓子を買ってほおばりながら参道を行く。甘いのにカレー風味がする不思議な和洋菓子だった。やがて急勾配の階段が続き、少しだけ息苦しくなってくる。785段を登って御本宮にたどり着いた頃には空の雲は薄桃色になっていた。ここの神さまはどんな神さまなんだろうと思っていたが航海の守り神がまつられているらしい。金比羅というイメージからもっときらびやかで、ややもするとチープな建造物を想像していたのは大きな誤りだった。重厚で落ち着いた建物と回廊に圧巻された。楽々と降り香川で二杯目のうどんを食べ終えると列車に乗り込んで夜の高知へと向かった。

posted: mitsubako at <16:13PM>