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2007年07月22日

かわせみ

RIMG7610.JPG

土曜日の午後2時、吉祥寺のA-thingsで開かれている「岡崎乾二郎 ZERO THUMBNAIL」展で松浦寿夫氏(画家/西欧近代絵画史)と、林道郎氏(美術史/美術批評)によるトークイベントがあるので出かけた。岡崎さん不在で行われることに好奇心もあって楽しみにしていた。
わたしの最寄り駅に歩いて行く細道の途中には湧き水が出るところがあって、近隣の住民はそこを小さな池にして鯉や金魚を飼っている。通りがかりの人をほっとさせるスポットだったりする。いつものようにぼんやりいろんなことを考えながら歩いていると、突然バシャと水しぶきがあがり、るり色に光るものが一瞬のうちに飛び去った。
わたしは幻覚を見ているのではないかと自分の目をうたがった。でも、確かに青くきらきらと光る美しいものを見た。かわせみ、きっとかわせみにちがいない。
同じ夜、すっかり暗くなった夜道を戻りながら、もういるはずのない青い光を確かに見た場所で確信を持ちながら家路へと急いだ。
家に着くとまっしぐらにかわせみを調べた。一体こんな都心にかわせみが棲息するんだろうか。どうやら、いるらしい。夢じゃなかった。
それから「かわせみのマルタン」の絵本を引っぱり出してきて読んだ。かわせみはつがいでしか生きられない。相手が死ねば、やがて残された一羽も後を追って死んでしまう。

どうして今日あんなに美しいルリ色に偶然出会えたんだろう。それをそのまま、嬉しい予感の暗示にしたいなと思って眠った。

posted: mitsubako at <15:12PM>

comments:

かわせみは見たことないですね。
都心にいる可能性はとても小さいと思うけど、目で見た確かさがあれば、そう信じてよいのでしょう。良いものを見ましたね。

うちのPCの前は、窓越しにマンションの植栽があって、雀がよくスキップしています。 あと、オナガはしょっちゅう飛んでるな。
かわせみと違ってRarenessはないけれど、結構楽しいんであります。

posted: iwayan on 2007年07月22日 19:08

カワセミって美しい鳥ですよね。いっとき、わたしのトーテムアニマルであるような気がして、追い求めていたことがあります。

当時は、二子玉川と成城学園のちょうど中間くらい、古井由吉の本のタイトルにもある、野川という川のほとりに住んでいまして。ばりばりの都心ではないですが、都内であることはたしか。
カワセミとゴイサギと、コサギは、川べりの散歩中に見かけると、ちょっと嬉しかったものです。ある橋のたもとには大きな、なぜかアメリカ南部を思わせる柳の木があって、それがサギのアパート化していました。おびただしい数のゴイサギやコサギ、ときにはチュウサギや大サギもいましたよ。あと、川ではカワウやカイツブリも見かけました。

野川は多摩川の支流(というのかな)ですから、mitsubakoさんのお近くは湧き水も出るくらいだし、きっとそれは、カワセミですよ。

メッセージは、狙った宝物は一瞬でつかみ取るべし、でしょうかね? それとも、自らが生ける宝石となれ、かな? :)

posted: ya ma@tokyo on 2007年07月22日 23:45

かわせみ、昔は井の頭公園の自然文化園・水生物館の裏にいて
運良く見られると今日はラッキーとか、そんな感じでした。
不在のトークイベントというのも、それはそれで興味深いですね。
しかし、最寄り駅への途中に湧き水があるというのは羨ましい環境です。

posted: m-louis on 2007年07月23日 01:21

こんにちは
かわせみにメッセージをいただくなんてびっくり。
それだけみなさんの潜在意識の中になにかを予感させる鳥なのかもしれないと思いました。
本当に小さな小さな池なのに、トンボもやって来てマンション街のビオトープなのかもしれないですね。
これからは、もっと注意をはらって歩こうと思います。

posted: mistubako on 2007年07月23日 07:12

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