« 「蜜と眼」 | « Go to main page | 採蜜の朝 »

2007年07月29日

DVD PLAYER

ようやくポータブルDVD PLAYERを買った。ビデオレンタルから遠ざかっていた理由はどんどんDVD化されて、ビデオテープというアナログが消えつつあるからだ。別に映像のデジタル、アナログにこだわりがあるわけでもなく、ただ自分がどんなスタイルでこれから先こういうものとかかわっていくんだろうかと見当がつかなかったからだ。メディアの選択は自分の生活の選択とつながっている。
ある時期わたしは、ビクトル・エリセ、アレキサンダー・ソクーロフ、アンドレ・タルコフスキー、ジョナス・メカス、アモス・ギタイ、アッバス・キアロスタミ、アキ・カウリス マキ、ジャン=リュック・ゴダール、ヴェルナー・ヘルツォーク……などなど1日に何本もビデオを見まくって、ユーロスペースやアップリンクにも通っていた。もてあます暇な時間、詩と映像作品を自分の中に吸収しようと貪欲になっていた。生活の変化やメディアの形体の変容に伴ってそうした時間の過ごし方はいつの間にか自分の中から消えていった。
単純にいい作品と出会っていたい、いいものに触れていたいという思いがまたどこからか降りてきて、それにみあった環境は自分で築いていこうと思うようになっている。
大好きだった作品も通り一遍に過ぎてしまうと、ただ消費された過去の遺物と化してしまう。
好きなものを好きなだけ何度も見よう。
本も音楽も映像も。その作品を通って自分の誇りとなるまで愛着を持ってみたいと思う。
そして時と共にもう自分には必要じゃないものとすっきり別れてスマートに過ごしたい。

posted: mitsubako at <12:26PM>

comments:

最後の一行に強い共感を覚えます。

posted: masa on 2007年08月03日 02:01

masaさん
こんにちは。お久しぶりです!
ヨーロッパの旅とても充実されていたようで、羨ましいかぎりです。私もここ数年なかなか海外に出ていないので、そろそろ長期で行きたいなっています。
海の向こうの養蜂家を訪ねてみたいです。

posted: mistubako on 2007年08月09日 22:42

Post a comment: