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2007年05月24日

群崩壊症候群

イタリア、スイス、アメリカ、カナダと各国からミツバチの群崩壊症候群が伝えられて来たのは去年から今年の冬あたりだった。
ある日、巣箱からミツバチの姿が突然に消えてしまう。ウイルスなどによるミツバチの病気が原因であれば、死骸もありそうなものだが、巣箱周辺には一匹の死骸も見つからないから謎めいている。自然科学界では、農薬や抗生物質などのストレスによるものかもしれないとの見解もあるが、詳しいことはわかっていない。わたしは、もちろんこの現象に驚きと自然界に何かを暗示させる行動であるとは思うものの、一方で「群崩壊」の響きに感化されていて、これに返す表現をずっと考えている。なぜか事態をただ深刻に受け止めて眉をひそめているというよりは、天にむかってぱらぱらと散っていく蜂の姿を思い浮かべては、愛おしいがゆえに哀しさを胸にせずにはいられなくなる。
なんだって崩れてしまうことはある。自然のすごさはそれも含めて生の存続に立ち向かっていることだと思う。
明日は大きな決意がひとつある。この時ばかりは光をどうか与えてくださいと願うのみだ。

posted: mitsubako at <22:12PM>