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2007年05月11日

青いシグナルの一群

巣分かれをした蜜蜂の一群が青色の信号機に留まるというニュースがテレビや新聞で報じられている。蜜蜂の分封を知っていれば、この行動自体はそれほど驚くことではない。駆除をするくらいなら、養蜂家にお願いをして新しい巣を用意して入れてやればいいのにとみつばち好きのわたしは思ったりする。
自然溢れる岩手のある地域でも、分封した蜜蜂が電柱に集まっているという話しを何度か聞いたことがある。空洞の電信柱のボルトの穴から中に入ることもあるらしい。
なぜ青信号に留まるのかと疑問もあるようだが、それなら蜜蜂の研究で知られるカール・フォン・フリッシュの「ミツバチの不思議」の蜜蜂の色覚についての章を読むと興味深い。人間と昆虫の色覚の違いや色のスペクタクルを認知する幅が違うことなどがわかってくる。人間と蜂はどうやら異なる色の世界を見ているし、花の方は環境に応じて生きるために都合のよい花の色を紫外線を通して表出しているようだ。そうなると色とは概念的にとらえてはみても実は仮想的な虚構の世界であったりするのかもしれない。
*花展 カール・フォン・リンネ 国立科学博物館

posted: mitsubako at <19:07PM>

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