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2006年12月04日
深い眠りの後に

朝だと思って目覚めて雨戸を開けたら外は赤いぼんぼり色の夕焼けだった。
1カ月近くわたしの神経は過剰反応をしていて、休まることなく熟睡できない日々が続いている。周囲の状況からいいことも悪いことも全霊で吸収してしまうから仕方がない。心ない人のことばに傷ついたり、誠意が伝わらなかったり、強烈なアピールに驚いたり、まちがった自由思想に憤慨したり、上げればきりがない。少なくとも自分が不快と感じたことは、他の人にはそうしたくない。いやな感情とはいとも簡単に人から人へ倍増されて伝わってしまうからだ。
そのうちきっと、薄い蜜蝋のような壁がわたしの中にできてきて、すかした明るい光が見えてくるはずと慰めている。いや、今のそれは祈りに近い。
わたしはひどく脆い。繊細というより過敏すぎて感傷にうろたえてしまう。強くなろうと思えば思うほど、弱くなっていく。こういう自分がとても嫌いだ。
寝起きの体は重たい鉛のようだった。バスサルトを入れた風呂に長湯をしてみても、まだまだ重い。どんなにほぐしてみても痛みは消えない。
白い魔女がやって来て、思い煩いと引き替えに「命がほしい」と美しい手を差し出した
posted: mitsubako at <17:31PM>