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2006年11月18日
就職祝い

新しい仕事先で歓迎会のあった晩、就職祝いが届いていた。送り主は、岩手のタイマグラ、山代陽子さんからだった。季刊うかたまですてきな版画山代恵子さんのイラストとともにタイマグラでの生活から食の便りを連載している。わたしは陽子さんの素朴なデザートとパートナーの奥畑さんの男の料理の大ファンだ。
フレッシュマンとはある意味、自分にこれまで構築されてきたものが全否定。ことばが通じるだけに外国にいるより気疲れする。だけど自分でそれを望んではじめたことだから前方を見て、だんだんにわたしのペースが見つかればいい。そしてなにより、とびきり大すきで信頼している人と一緒に仕事ができるんだから。
たくさんの知人、友人、旧仕事場の仲間たちから温かいことばをもらった。涙が出るような葉書もいただいた。メールもいただいた。みんなありがとう。まだまだぜんぜんいつもの自分じゃないけれど、こんな体験をしてはじめて違った自分を発見することもあるね。そして、温室のなかで大事にされることに甘えてきた自分にも気がついて、もっとしっかりしないとなぁと思ったりする。どれほど多くの人にこれまで助けられてきたことかと、今やっとわかったのは大きな収穫だ。
さて、陽子さんからの就職祝いはタイマグラの味噌に大根、手づくりのアップルチョコレートケーキにりんご2コ!「あんなに遠いところから」と頭の中に風景が浮かんで浮かんで、深夜なのに感嘆の声をあげていた。ぽろんと涙もこぼれた。ケーキのおいしかったこと。カカオが効いたブラウニー風。カカオのパーセンテージが高くなるほど腐葉土っぽい味がする。
これからタイマグラは厳しい冬の訪れ、風も吹きあれる日もあるでしょう。体に気をつけて、薪ストーブのまわりで家族と元気いっぱいに過ごしてください。
posted: mitsubako at <19:48PM>