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2006年10月25日
かくし味
おいしいものをおいしく感じるのは、食べるもののもつ旬とか、料理方とか、好みとかにもよるし、そして自分のいる場所とか、心の具合とかもわたしの場合は大きく影響する。
塩からいものはからく、甘いものはあまくと素朴で単純な味に出会って歓喜することもあれば、塩が効いているのにからくない、甘味もあるけれどあまくないような微妙でいろいろな味わいのするものも工夫があって好きだ。
この間、口にした和菓子は餡のなかにほんのりとリキュールチョコのかくし味がした。チョコレートと聞くと意外な感じがするかもしれないが、案外かくし味に使われていることがある。その昔、オーブンで鳥を焼いてくれた人が焼いた肉汁をベースにソースを作って、その中にも苦味の強いチョコレートを入れてコクを出していた。カレーのルーにもちょっぴり入れることもある。
かくし味はなくても間に合うかもしれないけれど、少し加えるだけで料理にさらに風味がます、ちょっとした心づかいのようなセンスなのかもしれない。
ところでその和菓子、見た目にもうつくしかったのに、食べたさ一心で写真におさめるのを忘れました。
posted: mitsubako at <08:37AM>