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2006年07月31日
夕涼みの少女 あれから
去年の今日という日はちょっぴりセンチメンタルな気分だった。あれから1年、窓辺の少女は今日も夕涼みをしているんだろうか。
夕暮れ時、にじんだ水彩絵具の雲を見つめていたり、ねぐらへ帰って行くからすの姿が消えてしまうまで見送っているよりも、明日の現実を考えるちょっと大人になってやしないだろうか。いや、それもそうだけど、彼女は大好きな詩集を手に、窓辺で朗読を男の子に聞かせていたよ。月が出ると蜜蝋に火をともして大きな本を広げてみたり、時おり「ふー」と深い息をしてみて「人生は詩ね」なんて優しくつぶやいたりしている…。
うすら灯りに羽根ペンで彼女はこんなことばを書いてみます。
賞賛にあたいするような美しいことばや、たとえ芸術にひきあげることはできなくとも、ぐっとわたしの文脈に引き寄せてそれらを書きとめることだけはしていたい。
posted: mitsubako at <07:38AM>