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2005年12月09日
かめ!
わたしは、少し昔の人なので12月にもなると今年1年の自分のことをふり返ったりする。
そういう気分になって、あれこれと心の片づけをしながら、ため息なんかついて、これからってどうなるんだろうなぁ…と漠然と考え込んだりする。暗さはない。
この1年ははじまりに少しつまずいていたけれど、あることから希望がたくさん広がって、あの人とかこの人とかと出会ったり、あの人とかこの人とかに元気をもらったり、あの人とかこの人とかから手紙ももらった。
外から眺めるわたし自身には変わりはないかもしれないけれど、心の中にはコアな小さな灯りがともって、ゆらめきながらもゆっくりと、いづれは死んで無くなることに近づいている気がする。わたしの死を描きながら、喜びをもってそれに向かえるような人になりたい。
前田夕暮がわたしたちに遺してくれたことばをくりかえし覚えていていたい。
わたしが読んだ書物、手にした木製のピン、見た映画、浮き上がるモチーフには亀があった…。小澤健二さんが『うさぎ!』を子どもと昔話に連載をはじめた。危機あふれる文章に共感した。彼がうさぎ!ならば、今年のわたしはかめ!…そこで今日のタイトルがついた。
*季刊『子どもと昔話』秋号25号 小澤昔ばなし研究所
**イメージはもうずっとむかしのこと、岡崎乾二郎さんがフランスへ行かれて、各地を回られ帰国後にいただいたおみやげです。スペインのかめの髪止め。
当時からすっかりショートにしてしまった髪には使えなくなってしまいましたが、大切にしています。なぜ、かめをくださっのか、今意味がわかりました。
posted: mitsubako at <07:19AM>