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2005年12月01日
カメラ
前にも書いたけれど、カメラのことはまるで詳しくない。祖父は長崎に生まれ、その街の気風からか1900年代初めには、もうすでにかなりのカメラ撮影をしていた。祖父が長生きでもしていてくれれば、きっともっとわたしにいろいろ教えてくれただろうにと残念でならない。わたしは、完全にデジタルからカメラの世界に入った。それから今少しだけ暇があれば、ピンホールを楽しんでいる。ここ数週間、銀塩時代に脚光を浴びたといわれているRICOH GRモデルとやらのデジタルを使用させてもらっている。自分では、これまでのデジタルカメラとの差異がまだわからないのだが、テスト撮りでたまったものを眺めていると、やっぱり何かが違うような気がしている。なんとなくだ。使い方もまたいつもの通り、すぐにマニュアルからは入らないので、ただただひたすら試すのみ。それでも風合いとか臨場感が増して撮れているように思ったりするのは錯覚なのか…魔法なのか…。
このカメラは1.5cmの近距離でマクロ撮影が可能だ。実は、これで、みつばちの接写をしてみたいのが当面の小さな夢だったりする。マクロだけど、昆虫写真みたいじゃないみつばちを撮るぞ…というのがちっぽけな願いだ。だけど、気がつけば辺りのみつばちの姿はめっきり少なくなった。巣穴であたたかく今年の収穫を少しづつ食べながら春を待つのだろう。ゲルハルト・リヒターが写真を絵画に置き換えたように、わたしは春が訪れるまで、わたしの好きな冬の情景をおさめてそこからことばをひろってみよう…。その冬だってなかなかそれらしくはやってこないこの頃だけど…。
posted: mitsubako at <07:25AM>