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2005年10月11日
個展へ

10月の青空、洗濯日和のある日、わたしは仕事の合間をぬって画廊の個展へ行った。
銀座の南天子画廊で、毎年この頃に開かれる岡崎乾二郎展へ。
だあれもいない室内の空間で「はっ」と思ってずっと見入った。作品タイトルはとてもながいのですぐには見ないで少し離れて立ち止まっていた。『ゲルニカ』とかルオーのこととかが唐突に浮かびあがってきた。なぜだかちっともわからなかったけれど…。
それからタイトルを読んだ。私が知っている中での岡崎さんの作品で、今いちばん好きな作品になった。何度も見たいのに…と思う。
作品タイトル
「石がとどく距離なら、隅なく見渡せるさ。よって、剥き出しになった骸に気づかぬ者-水を眼の前に乾いた口で飢えを我慢するような者はだれもいない!
悲しみは消えず、きっと机の上に残るだろう(だから)いつまでもきりなく泣くことはない。
奇麗な死を願うのであれば(食われたくなければ)。海綿と水を用意し、今すぐ洗濯に出かけたまえ。」
posted: mitsubako at <06:49AM>