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2004年11月19日
蜂のこと その8
●スズメバチ
数十個もおかれた木箱のいくつかに、スズメバチが死んでいました。「大きいですね」と言うと、「これは、まだ小さい方のでコガタスズメバチです。もっとね、オオスズメバチは大きいですよ。」と中から死骸をとりだしてほうりました。
けれども、養蜂家は、どんな蜂でも役に立つと言いました。農家の人はツバメが害虫をよく食べるからツバメを大事にするけれど、オオスズメバチの方がはるかに害虫を捕獲するのだそうです。それでも、養蜂をしている以上、襲撃は困るので、それは殺してしまうとあっさり答えていました。私の家には、2004年の夏、スズメバチが来ました。私は、数日窓越しに観察をしましたが、近所のことや、自分たちが刺されるのも嫌なので、結局駆除を選択しました。半分いたたまれない思いがして、こうした自分は嫌いだったことを思い出しました。
ただ、西洋みつばちを養蜂として日本で飼えるのも、皮肉なことに天敵となるこのスズメバチがいるからこそなのだそうです。もし天敵がなければ、外来種の西洋みつばちが野生化して増殖をしてしまう。それができないのはスズメバチがいるからなのだそうです。
もちろん、西洋みつばちの野生種も日本で発見はされているそうですが、今のところはまだとても希な事例のようです。
自然界と養蜂というバランスはとてもアイロニックだと思いました。
posted: mitsubako at <13:46PM>