秋田雪見たび その6

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秋田に来てまずはひなびた温泉街でのんびりした翌日は朝市へ行くことにした。男鹿半島へ行く手前の追分から北上する奥羽本線で八郎潟という駅で降りた。途中の車窓は雪の平原ばかりだった。単調な風景が精神にもたらす影響は深い深呼吸のようなやすらぎだった。
八郎潟の駅からバスに10分ほど揺られて着いたのが五城目という町だった。高知の朝市に比べると寂しいものだが市通りを何度も往復するうちにお店のばあちゃん、じいちゃんたちとすっかり顔なじみになって会話がはずんだ。料理の仕方を聞けばなんでも親切に教えてくれる。かならずおまけをくれて荷物がどんどんかさばってくる。

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市場は、地元で採れる野菜も少しはある。ただ、時期的には山菜の頃ときのこの頃がいいと教えてくれた。新鮮な魚介もあるがそのほとんどは北海道からのものだ。八郎潟でとれるアミを発酵させた塩辛は調味料として地元ではおなじみのものらしかった。しょっつるは汁もののだしとしてどれほど重宝なものなのかは、旅から戻って気がついた。こういうものは地元の市場で売っているものの方がスタンダード化されていない台所の味を直接味わうことができる。春の山菜の時期にもう一度行ってみたいと実は思っている。
ひととおり買い物を済ませた後は、町を無目的に歩いて回った。

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