初めての報酬

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納屋に収穫した蜂蜜を置いて戻ってきた蜂やさんから、「今日は暑い中、初めてなのによくがんばってくれました。助かりました」と言われ、お礼とかかれた封筒をいただいた。
収穫した蜂蜜をいただけただけでも最高の喜びを感じていたわたしに、さらにお礼の袋とは。少し戸惑いはしたけれど、特別な意味を持つと考えて遠慮なく受け取ることにした。
日々、自分の仕事で収入を得てはいるものの、お礼としていただいたお金は採蜜が仕事であるということ、初めての仕事への報酬であることをわたしに認識させてくれる貴重な価値があると思った。お金が目的ではないことは十分にわかっている上で、あえて報酬を与えてくださったことに養蜂家という職業の尊さを味わうことができ、純粋に誇らしい気持ちになった。
いただいたお礼の袋は普段のさいふとは別に大切に机の引き出しにしまった。このお金はとても特別な時に使いたいと思う。