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赤土と石ころの振動が体を通りぬけていく
追い風に乗せられて走れば
空っぽの地平も時速21kmで蘇生する
ぎんなん拾い
(小石川植物園、2004.09.16)
●南方熊楠記念館へ行ってから、植物園が恋しくてしかたなくなった。小石川植物園は9月ももう半ばというのに夏色だ。
●秋を探しに来たのに、ここかなぁ…、どこかなぁ……。
●小石川の住人は静かにこう答えた。
●「ふぁ、はっ、はっ、はっ。」彼岸花はお日様にうかれて笑ってるだけだ。
●カラカラカラ、こっちですよ。こちですって……。
●こっちですよ。こちです。
●ほらね。
●それから数日後
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