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DK_Summer2002
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コペンハーゲン国際空港
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●SAS
2002年7月16日は台風の朝だった。閑静な空港の窓ガラスに雨、風が激しく殴打している。刻々と離陸の時間が迫る、が、ゲートは閉ざされたままだった。
1時間遅れでSASは北に向かって飛び発った。ぶ厚い雲を抜けると、そこには真夏の太陽が照りつけていた。この空模様はすべてガラス1枚を挟んだ「あちら側」の出来ごとだった。
キャリアカート
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●コペンハーゲン国際空港
飛行中の体はお腹に浮游感をかかえる。そして、それから解放されたのは10時間と40分後だった。島の空港へのスリリングな着陸はまるで海に突っ込んでいく感じだ。
SASを降りたって自分の足で確かに踏みしめた一歩は木の床だった。地面を忘れかけていた足に心地よい感触がよみがえる。“木のぬくもり”と人は言うが、実感として初めてこのことばが納得できる瞬間だった。空に向かって開かれたガラスと木が共鳴しあうコペンハーゲン国際空港。設置されているシンプルな椅子とライトは空間に対話を生み出していた。
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